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生体磁気イメ―ジング(AMM/MRI)

大シールド実験系と光ポンピング原子磁気センサにより計測したヒトの心磁波形 原子磁気センサの原理検証用プロトタイプ
大シールド実験系と
光ポンピング原子磁気センサにより
計測したヒトの心磁波形

 
原子磁気センサの
原理検証用プロトタイプ

 
腫瘍選択的Gd-MR造影剤によるマウスのin vivoイメージング
腫瘍選択的
Gd-MR造影剤による
マウスのin vivoイメージング

 本研究グループでは超高感度で磁気センシングが可能な新規光ポンピング原子磁気センサ(AMM)をコア技術とするマルチモーダル生体磁気イメージング装置の開発を目指している。AMMは、超伝導量子干渉素子 (SQUID)を凌駕する磁場感度を超伝導技術・冷媒なしで達成できる革新的な磁気センサであり、現在モジュール化を達成し、その更なる小型化と多チャネル化、ならびに高感度化に向けたカリウム原子とルビジウム原子のハイブリッド型センサ開発を進めている。これにより脳磁図、脊磁図、心磁図などの多様な生体磁気信号計測は勿論、 MRIも同時計測できる汎用かつ高機能な診断装置の実現が期待される。これは神経内科、精神神経科、整形外科、循環器内科、小児科、放射線科、産婦人科など多くの診療科で共通に幅広く使用できる医用イメージング装置のイノベーションに繋がる。また、高性能の動物用MRI装置を利用し、分子プローブグループにおけるMRI用分子プローブの開発支援や生体内の様々な化合物を分離して画像化を行う多重共鳴MRI法の実用化研究を進めており、AMM-MRI装置と新たな分子プローブを組み合わせることによって、より簡便で正確な診断技術の確立を目指している。

 

ロードマップ

amm_mri


グループ

松田 哲也 情報学研究科 教授 [研究室]
小林 哲生 工学研究科 教授 [研究室]
田中 利幸 情報学研究科 教授 [研究室]
笈田 武範 工学研究科 助教 [研究室]
伊藤 陽介 工学研究科 助教 [研究室]
夏川 浩明 工学研究科 特定助教 [研究室]
今井 宏彦 健康長寿社会の総合医療開発ユニット
特定助教
[研究室]
山本 哲也 工学研究科 特定研究員 [研究室]
ヒルシェンツ インゴ 工学研究科 特定研究員 [研究室]